2010-05-22 GREEN MIND 2010 @河口湖ステラシアター






去年に引き続き棚ぼた式に行かせていただける事になった秦さんライブ(熱視線にお誘いしたらGREEN MINDに誘っていただきました 笑)。
ただ、一週間前になって誘っていただいたお嬢さん本人が仕事で行けない事が確定し(泣)、急遽友人を誘って行くことになりました。

社会人には有給が…あっても形だけの人もいるんです。私も経験が幾度かあるから行きたいのに行けない辛さはよく分かる(私にとって一番最近のそれは去年の長澤さん。気持ち的に一番辛かったのはおととしのZEPP TOKYOです)。
でも当時、いつも伺うところのレポを拝見したら行けない辛さよりもいいライブだったんだっていう嬉しさの方が上回った事を今でもよく憶えています。偶然にも彼女もライブ後私が送ったメールに同じような内容を返してくれて、そして興奮して「今から語り合いたい勢いです!」と電話をくれたのがとっても嬉しかったです(超まったりしてたためまだ山梨にいてその時は叶わなかったんですけど 笑)。

そして先ほどひと通り語りつくしまして(笑)。いや、ちょこっとCD聴いてるくらいの人に語れるほどのものはないのですが(苦笑)。
そんな会話を思い出しつつ昨日の様子をちょこっと残しておこうと思います。
あ、いつものことながらとっても個人的な感想です。ところどころ某バンドとかよぎっちゃってますし。
何を見ても聞いてもそこにつなげてしまう癖、いい加減にやめたいと思うんですけどね〜(苦笑)。無意識に出てきちゃうものって意識しないと止められないじゃないですか。で、意識して止めるって事自体が結局考えてる=意味がない、というスバイラルに陥るので本能に任せようと思います。あ、話がそれた(こら)。ではでは続きを








会場の河口湖ステラシアター。ステージ上はツアータイトルを地でいくかのごとく、とっても緑がしげしげしてました(笑)。
「あれ?これじゃバック(富士山)が見えないじゃん」と思っていたのですが、それには仕掛けがあったのです(笑)。


まぁ、その話はあとで。まずはBARKS(写真つきのレポはこちら)から拾ったセットリストから。


 
1.Theme of GREEN MIND
2.休日
3.季節が笑う
4.花咲きポプラ
− mc −
5.新しい歌
6.トブタメニ
7.つたえたいコトバ
8.たまには街に出てみよう(新曲)
9.風景
10.dot
11.やわらかな午後に遅い朝食を
− mc −
12.色彩
13.鱗(うろこ)
14.透明だった世界 (新曲)
15.キミ、メグル、ボク
16.夜が明ける
17.青い蝶
18.虹が消えた日
19.アイ
Encore
20.今日もきっと(新曲)
21.フォーエバーソング
Encore 2
22.シンクロ




ライブ直後に思わずつぶやいちゃいましたが(笑)、秦さん野外似合う! また夜でもない明るい中で、そして真夏でもないちょうどいい気候の中、遠くで子供の声とか、しっかり(笑)聞こえる鳥のさえずりの中で聴く曲たちの合うことといったら!やばい、思い出すだけでにやけてしまう(バカ)。


まずは秦さん一人でGREEN MINDのテーマをギターで。
インストでしっかり空気をつくったらいよいよ「休日」で始まりです。

と言っても「さぁ、始まるよ!」って鼻息荒い感じじゃなくてね、とっても心地よいスタートでした。歌詞の中に<緑>とか<空>とか出てくるのもあって、「ぴったりじゃないかぁぁぁ」と思いながら聴いてました。
秦さんは客席をゆっくりじっくりにっこり見渡しながら歌ってました。
続く「季節が笑う」もとっても心地よい曲。もう自然に気持ちよ〜く音楽に身をまかせてました。

「花咲きポプラ」で心地よいに楽しいがプラス。個人的には冒頭の<小春日和>という所に反応してしまうのですが(コラ 笑)、やさしい歌詞にポップなメロディ、テンポ、ノリが自然に楽しくさせてくれます。だからかちょっと立ちたくなってしまったのですが、そんな方はいらっしゃらないので大人しく座って聞いてました。
んー、去年のGREEN MIND@窓枠は1曲目『キミ、メグル、ボク』から立って盛り上がってたんだけどなぁ。秦さんワンマンに慣れてないので勝手が分かりません(笑)。

MCで会場の話になり(客席の傾斜が結構あるので)みんなの顔がよく見える、みたいな事を仰ってました。確かに左右をとってもよく見渡してたもんなぁ。
そして(その傾斜の急さゆえ)立つときは細心の注意を払ってと注意事項も。MCが注意事項って…と自らツッコんでらっしゃいましたが、暗に「立ってもいいんだよ〜」と言ってくれてるのかなーと思ったり思わなかったり(気のせいだと思います)。


そして序盤でありながら「新しい歌」で個人的にクライマックスを迎えてしまった人がここにひとり。
とってもパーソナルな曲(だと勝手に思っている)が屋外という場所に放たれている様が不思議に(というか絶妙に)合っていて。もちろん秦さんの唄が力強く放っているからなんですけど。
すみません、「新しい歌」で勝手に感情入りまくってたせいで「トブタメニ」と「つたえたいコトバ」のことあんまり憶えてません(サイテー 苦笑)。
いや、「トブタメニ」で「あぁ〜、声伸びまくってるなぁ〜」って思ったことは憶えてますが。




短いとはいえツアー中なのに曲作りも並行しているという秦さん。3日前にできたという曲を披露してくださいました。
ただ、本当に3日前にできたので一人ではちょっと不安…と(久保田)光太郎さんを呼ぶ。
まだ呼ばれないと思っていた光太郎さん、ちょっと小走りにステージに出てきました(笑)。
タイトルは「たまには街に出てみよう」。曲作り真っ只中の秦さんの心情がよく表れたタイトルで(笑)。カントリーっぽい光太郎さんのギターで弾かれる肩の力の抜けた曲(←あ、いい意味でね 笑)、そしてまんま(失礼!)の歌詞は自然と(同じくモグラ生活をしている)某バンドさんを思い出させるのでありました(こんなリスナーで本当にすみません 苦笑)。

「風景」も「やわらかな午後に遅い朝食を」もまた野外に映えてました。
曲がそうなのか秦さんの唄がそうなのか、もうとにかく私の中で「野外が似合うアーティストNo.1」になる勢いです(笑)。


そして「dot」。うわー、「dot」演ってくれたーーー!にやにやが止まりません。
超個人的な話ですが、メロディとかアレンジとか、ぶっちゃけると声聴いてるだけでにやにやしちゃうんです(お前は声フェチか 笑)。低音から高音まで自由に行きかうメロディにのる声が私をくすぐる(なんだか変態ちっくになってきたのでこの辺で… 笑)。



会場がよりガッと固まったのは「色彩」からだったような気がします。
光太郎さんと秦さんの弾くギターがやけに長いな(コラ 笑)と思ってたら、バックのしげしげしてた緑たちが動く…そう、可動式の壁(?)が開きバックには富士山バーン(あ、私がいた場所からは見えなかったんですけど 笑)!
おぉーーーと会場全体に感嘆の声が(笑)。
そして少しづつ開いていくバックにのっかる演奏に気分も高まり「もうここでしょ、ここで立たなきゃずっと座ったままでしょ」とうずうずしてくる私(笑)。
どうしよ、どうしよ、という雰囲気だった(気がする)会場が、一人立ち二人立ち、おーーー、みんな立ち上がったーーー!
勢いのある歌詞とメロディ、「見たこともない その景色の向こうまで行こう」っていうのもまさにぴったり。うーん、秦さん確信犯だな(笑)。


あ、あとこれは本当にこれは超個人的な話なんですけど、結構たくさんの曲にお客さんが手拍子していたのですが、この曲と「鱗」は手拍子なしで曲そのものを楽しみたかったな〜、なんて。「分かってないのはお前だ」とファンの方に怒られてしまうかもですが。単に私が手拍子に慣れてないって話かもしれません。


初聞きの曲と「キミ、メグル、ボク」とアニメソングが続いた後(って私は見たことないのですが。ってか地元で放送してるかどうかも知らない)に続くのは「夜が明ける」。いやいや、これがまた笑っちゃうくらい鹿島さんと光太郎さんの演奏がカッコよくて。二度目のクライマックスです(笑)。光太郎さんのエフェクトかけたマイク(んー、何て言ったら分からなくて。ワウワウするやつです)聞いてたら、ちーぼうがボイパみたくやってみせるトロンボーンを思い出しちゃいました。

って個人的すぎる話はおいといて(苦笑)・・・、「青い蝶」「虹が消えた日」「アイ」とラストに向けてそのクライマックスは続きます。



たっぷり味わってはいるのですが、あっという間に終わってしまった本編。会場はアンコールを求める拍手が続きます。

しばらくするとツアーTに着替えた秦さん達が出てきてくれて、新曲と「フォーエバーソング」を歌ってくれました。
「フォーエバーソング」が終わり、秦さんがとっても名残惜しそうにステージを後にしたのが印象的でした。それはこちら側も同じこと。それがもう一度と求める拍手に変わっていくのはとっても自然な流れでした。


もう一度ステージに出てきてくれた秦さん。「もう(「フォーエバーソング」で)使い果たしちゃったから」と会場全員で「シンクロ」を歌うことに。
2コーラス目はほとんどお客さんにマイクを向けていました。
嬉しい気持ちと終わってしまう寂しさと…と言ってもしんみりした空気ではなく、お互いの感謝の気持ちが清々しく感じられたWアンコールでした。
それにしてもこのタイミングで「シンクロ」とは・・・やはり確信犯だな、秦さんは(調子にのるなってファンの方から怒られるぞお前は 笑)。


と、セトリを見ながら思い出すままに書いてみました。
あ、MCのことあんまり書いてないですね。

な〜に話してたっけなー。これまた思い出すままに、今度は箇条書きにしてみよう。






・始まってすぐのMCで「秦さ〜ん」(←あ、君だったかも 汗)との会場からの声に「急に声出すとそう(←裏返ってたのかな?)なっちゃいますから」みたいなことを言ってた(気がする)。
続いた男性からのかけ声に「自由時間じゃないので」みたいな感じで会場を笑いに変える秦さん。いい腕してるなぁ(何様 笑)。



・「昨年のGREEN MINDは1人だったけど、今年ははちょっとした(と無意識に言ってしまった後ヤバ!って我に返ったか 笑)素晴らしいバンドと一緒にと言い直す場面も。その後のメンバー紹介時も引き続き<素晴らしい>をしっかりつけてらっしゃいました(メンバー&お客さんは笑ってました)。



・8月に「透明だった世界」(シングル)、9月にまたまたシングル、10月にはアルバムと3ヶ月連続リリースのお知らせがありました。
沸きまくる会場。自然な流れでアルバム→ツアーと思考がいく私は今日来られなかったお嬢さんが真っ先に浮かびました。よかったよかった、きっとその後すぐツアーあるよ(←そんな話は全く出ていません 笑)、と。もうすぐにでも彼女に電話したい衝動にかられました(←無理だから! 笑)。
ファンの方々も一番反応してたよなぁ。そりゃそうですよね、ファンにとって一番嬉しいお知らせですものね。
楽曲はただいま創意製作中だそうです。


・その創意製作中のなか作られた3日前にできたてほやほやの曲が、いい意味で軽くて、そして笑える切なさで(あんたホントに刺されるぞ 笑)ミュージシャンの素を垣間見たような。
そしてそれはそのままモグラ生活している某バンドさんにリンクするのでありました。


・途中の弾き語りコーナーはセトリが決まっていない、お客さんの顔を見て決めるとの秦さんの言葉に「『樹海』やって!」「『山』やって!」とファンの方々から声が飛ぶ。リリースされてる曲にはない気がするんだけどファンには有名な曲なのかな? だけど秦さん、「ぼくも(まんまやるほどって意味?)バカじゃないんで」とリクエストをかわす。なかなか秦さんもSですねぇ(こら)。


・MCではないのですが、会場はグッズのタオルのきれいな緑色がそこここで見えました。タオル率高いなぁ。そうそう、タオル売り切れだったもんな。
セットにもいっぱいグリーンが並べられていてまさに<GREEN MIND>でした。


・アンコールだったかな〜、去年は一人で弾き語り今年はバンドスタイル…来年は何をやるか分からない。詩吟とかやってるかも。と何気に言った秦さんの言葉に即座に「やって〜」反応する会場。
最初はやりすごそうとしていたものの、あちこちから声がかかり、仕方なく?「○○(←何か忘れた)な気がする〜」と秦さん。
大喜びの会場…なのですが、すみません、違うところに意識がいってひとり感傷モードになってしまいまして(苦笑)。あ、秦さんはといえば思いっきり後悔してました(笑)。そこに「映像に残るから…」と光太郎さん(だったと思う)ツッコミが。あ、ここにもSが(笑)。



・富士山をバックに歌うなんて銭湯以来だ・・・と言ってた気がする。あぁ、確かに(笑)。


と、MCで今思い出すのはそんなとこかなぁ。始まってすぐに開いた天井に会場をイジりつつ何か言ってた気がするけど忘れちゃいました(おい)。


とにかく秦さんと野外はめちゃめちゃ似合う!って事を実感した一日でした。
8月のオーキャンが楽しみです。
あ、あとは河口湖ステラシアターのロケーションは最高だということ。
いつか某バンドで見・・・あ、なんでもないです。野外嫌いですもんね。
でも今の時期とか秋とかにアコースティックとかやったら似合う気がするな〜、って単なる願望でしょ!ってツッコミが聞こえてきそうなので終了します。


そうそう、昨日のファイナルは7月29日にWOWOWで放送されるようなのでCDJ以来、ちょい久にチャンネルを再契約して見ようと思います。


あ、あとたくさんのフライヤーの中に今回のGREEN MINDのメモカぴあのお知らせが入ってました。椿屋さんもサンライズの時ありましたよね〜。あー、懐かしいなー。あの時は3枚セットと5枚セットの2verでしたが、こちらは3枚1組のセットのみのようです。
グッズも特に買わずに帰ってきたし、記念に買っちゃおうかな〜。
下はFCのチケットです。去年も思ったけど手がこんでるな〜。普通のチケットでも(それが好きなアーティストなら特に)記念になりますが、こんなにこだわったチケットだとなおさらですね。