2007-10-08 tour07〜4 THE LOVERS〜@横浜ランドマークホール

ki-mu-chi2007-10-09



待って待って待ちわびたツアー初日から一夜明けました。

ホント、終わってしまえば“あっ”という間ですね。
 
一年ぶりのツアー。ライブそのものだってワンマンで言えば4ヶ月ぶり。
しかも初日となった場所は横浜!そう、<あの>横浜です。
おととしは椿屋史上初<ダイブ>が(笑)ありました。行ってないけど「どんだけ横浜はすごいんだ!」と思ったものです。参加することができた去年の横浜はダイブこそないものの(笑)、最前列だろうが最後尾だろうが「そんなの関係ねぇ!」(笑)とばかりの<アツい>ステージが展開されていました。(実際、最後尾近くにいた私が言うんです、間違いありません 笑)
だから今年も<そういうの>を予想(覚悟?)して行きました。でも土地が同じでも場所が違えば、というか場所が同じでもライブ毎に雰囲気って違うんですよね。何事も決め付けてかかっちゃよくない、といういい教訓にもなったような気がします(と言いつつコリない人なので自信はないですが・・・苦笑)。

一日たって、こんなだったあんなだったと思い出したことを少々。かなり私的観点<大>です。<妄想>も入ってるかもしれません、じゃなくてきっと入ってます(笑)。
まぁ、感想は人それぞれですから。「あ、こんな風に感じた人もいるのね〜」ってことで。
ではでは。




ギリギリ2桁の番号だったものの、ほぼ開演という時間に着いたので(やっぱり少し迷っちゃいました。しかもランドマークの中で 苦笑)最後尾よりちょっと前のほどよいスペースに落ち着きました。普段ライブハウスで後方だと、人が密着して身動きとれない上に背が低くて前が全く見えないのがいつものパターンですが、自分のまわり(特に前)がすっきりしているせいでステージもしっかり見られそう。

そうこうしているうちに、どこかで聞いたことのある(笑)SEが。
メンバー登場です。おーーー、拍手〜〜〜。なんですけど途中から「おっ?えっっ?中田くん??永田くん???」
サングラスなんかしちゃってどうしちゃったの中田くん、しかも永田くんまで!!!

数曲終わった後、サングラスを外すと(その前髪に? 笑)「かわい〜」の声がしてましたね。
「うっさい、死ね死ね」(でしたっけ? 笑)なんて悪態ついてましたが、それが逆にいつもどうりで安心したのは私だけ?
無反応でクールに次の曲にいかれたら、それはそれで「ひょえ〜、いつもと違う」と思ってたかも。
小芝居がないのもエロエロMCがないのも大賛成(正直すぎてすいません・・・苦笑)なんですが、もともと持ってるかわいさ(失礼!)はそのままで行ってほしい、と思っている超わがままなファンです。そのかわいさが「うっさい、死ね死ね」かってご指摘もありそうですが、まぁその一部・・・ではあるかも。
<音>は隙も何もなくひたすらカッコいいんですから、せめて他に隙がないとね。

まずは「LOVER」「幻惑」「群青」「成れの果て」新旧ロックナンバーが続きます。
「全然合ってるじゃ〜ん(嬉)」と音人連載の記事を思い出しながら聴いていました。まぁ、新旧の中でも<合う曲>をセレクトしてるのだとは思います。ここで「朱い鳥」とか「かたはらに」とかが入ったら違う気がするかもしれませんが、それは新旧というより曲調の問題で、それが「道づれ」でも「舌足らず」でも意外に合ってしまうんでないか、と「群青」を聴きながら思っていました。
今回はキーポードのパパこと清水さん(あのー、清水さん。中田くんがいつも「パパ」って言うたびに「しーっ!」てやってますけど、椿屋ファンには今や清水さんよりも<パパ>の方が有名な気がするので諦めたほうがよいかと……笑)が要所要所で加わってくださるため、「熱病」とか「共犯」とか「螺旋階段」などなど、あ、一番大事な「恋わずらい」を忘れちゃいけませんね。それらの曲がとってもくっきりと感じられた気がします。その中でも「トーキョーイミテーション」は変化が一番表れたんじゃないでしょうか。出だしから「ニヤッ」としちゃいました。アレンジというかコーラスというか・・・フフフッ、りょうちんええなぁ〜(←何故に関西弁? 笑)。「トーキョーイミテーション」と「プレイルーム」って確か同時期にライブで披露してくれた気がするんですけど、今まで私の中で、ちょっとだけ「プレイルーム」の方が好きだったんです(個人的な好みの問題です)。でも昨日のアレンジを聞いたら「あ〜、やっぱりどっちかなんて決められない!どっちも早く音源として聴かせて〜」と思っちゃいました。

新曲も披露してくれました。本編1曲、アンコールでもう1曲。
本編で演奏された「マイレボリューション」(←MY REVOLUTION?表記不明)。中田くんの口からそのタイトルを聞いたとき「渡辺美里かよっ!」って思ったわたしはえぇえぇ、まさに<その世代の人>です(おととし大江千里さんの番組に出演された椿屋さんが大江さんのことを「大御所」と言った時、妙なジェネレーションギャップを感じたものです)。
あ、すいません。ついつい脱線してしまいました。
えー、マイレボリューション。アッパーな感じのこの曲は、「黄昏のレジスタンス」で金光編集長が聞かれたものかもしれませんね。
で、アンコールでのもう1曲「不時着」(←これまた表記不明)。これはねぇ、中田くんの歌を聴きながら、これこそアルバムが発売された時に「音人」でその曲が出来た経緯とかを聞いてみたい曲だなと思いました。ところどころ聞こえる単語がとても意味深で、それこそ<さらけ出してる歌>なのかな、という気がしました。もっと音がよければ(ホント、MCもちゃんと聞き取れないほど音が・・・)単語でなくじっくり内容を感じられたのに。そんな訳で早く歌詞をちゃんと知りたい&編集長よろしく!と思ったのでした。

さきほどちょっとMCの事に触れましたが、今回のMCはとってもすっきり。うんうん、そういうの好きです。ただ数ヶ月ぶりのライブだったため、もうちょっと早めにMCがあったらよかったかも。
小春日和かプロローグのあたりのMCで和む前まで、ツアー初日ということもあってかちょっと(私は)固かったかもしれません。
そして私の勘違いかも知れないけど、まわりの方々もちょっとだけ固かった気がします。(勘違いの可能性大!)
中田くんが結構何度も手拍子誘ったり、拳あげたりして煽ってた気がするんですけど、中田くんが<戸惑っているお客さんに戸惑ってる>ように見えました(あくまで私の超勝手な憶測です)。

そんな中田くん、声の調子は・・・。う〜ん、手放しで「最高!」という感じではなかったかも。
結構歌い方も変えたりしてる部分があったんですけど、もしかして出ずらい高音をカバーしてのアドリブ?とか思ってしまいました(こちらも超勝手な憶測ふたたび!です)。
でも「紫陽花」の<ソレ>は個人的にすっごくよかったです。私の記憶が確かなら(←ふ、古い・・・苦笑)いつもファルセットで歌うところを昨日は地声で歌ってたような。そのことでいつもの儚い「紫陽花」に強さがプラスされたようですっごくよかったです。

セットリストはもうね、こればっかりは。これだけ曲数があると何演ったって、「あれ聞きたかった、これ聞きたかった」ってのは出てくるものです。それでもやっぱり<螺旋階段acoustic ver.>は期待してたんですけど、まぁ・・・ね、演らなかったものはしかたない(苦笑)。
でもいつかどこか(←群馬でやったじゃん!とか言わないで 笑)で聴かせて下さい。


そういえば、昨日、ライブ直後に「ノリきれない自分」と書きましたが、今でもその原因が今いち分かりません。
いや、<ノッて>はいましたよ。一日経てば、ノッた証拠はバッチリ体に表れてましたから・・・(苦笑)。なんですけど、<巻き込まれちゃう感>とか<もう、どうにでもなれ〜感(←何だそれ 笑)>がなかったっていうか。
うーーーーん、やっぱり初日ってことなのかなぁ。ライブ行きまくってノリまくってる時の自分と初日の自分を比べちゃあいかんよね、ってそういう事なのかも。

次回参戦はさいたまです。(私にとって)初さいたまですから!! 昨日で勘も取り戻しつつあると思われるのでたっぷり楽しんできます!!