歌うたい中田裕二

さぁ、イタさも許される時間になってまいりました(←それって自分が思ってるだけじゃ……苦笑)。
リピートは続いてます。前回同様、もしものためのDVDへのダビングもばっちり。
堪能させていただいてます、そしてさらにいただきます(にやり)。
これは誰にお礼を言ったらいいんだ?きくちP?森山さん?
とにかくありがとうございました。お蔵入りにならなくて本当にうれしいです。森山さんも、新曲OAをおいて(?)3曲ともコラボにしていただいてありがとうございます。1年以上前のコラボを今回のセットリストに入れてくれてありがとうございます。





今回のコラボ3曲。以前の放送(中田くん、友部さん、森山さんお一人)合わせれば6曲。
すべて<違い>ますね。同じものがまるでない(←曲が、っていう意味だけじゃなくて)。
その6曲、4人のコラボ相手を相手に(って日本語おかしいし)全て歌い上げる森山直太朗さん、その表現力に(勝手に)脱帽。
そして中田くん。「ワインレッドの心」に続き今回は「愛し君へ」。
よかったですねーー、ホントよかった。
さっ、イタくてキモいファンの感想、じゃなくって独り言はさっさと隔離隔離ってことで……。



自分がかなり狭い中でしか音楽を聴いていないことは承知で、でもそんなわたしでさえも数え切れないほど世の中にはいろんな音楽があって、インストでない限りはその曲を歌われている方がいて。素晴らしい歌手の方々はたくさんいて。今までウン十年生きてきた中で心奪われた声もたくさんあって。
椿屋さんを知った後も、もっと言えば椿屋さんを知ったおかげで知ることができた新しい音楽もあって。
なんですけど、やっぱり、やっぱり自分にとって一番は椿屋四重奏中田裕二なんだなぁーってことを改めて感じました。
歌唱力がある人は沢山いる。って言うかそもそも歌唱力って何なんだって話ですが。
声域?声量?音程?感情移入?歌い上げる、熱唱するから?いやいやそんな<強い>のは嫌い?スッと歌ってそこでこそ伝わる、伝えられる人?
<うまい>も<好き>も聴く人次第、十人十色です。
だから超個人的な<わたし>の話なのですが、わたしにとって中田くんは、<うまい>も<好き>もすべてがぴったりなんです。何か1つとびぬけて良くて、そのかわり何か1つひっこんで、というのではなくすべてがぴったりジャストフィット。五角形?八角形?があるとして、すべてが均等なんです。それってつまらないと思います?いえいえ、だからこそ長く聴けるんだと私は思います。もちろん、それは中田裕二という人が作る曲の魅力があってこそですが。
やっぱり自分の作った曲は違います。御自身の歌を歌われる森山さん、ものすごく<入って>ましたね。でも、他人が書いた曲をあれだけ歌った中田くんも素晴らしい。
以前の「ワインレッドの心」は大好きな玉置浩二さんで慣れてるっていうこともあるし、あの曲そのものが中田くんの声にものすごく合ってた。
でも今回はそこまでそういうわけでもない。しかも前回と違って、今回はお一方は御自身の曲です。でもだからこそ歌うたい中田裕二の良さが改めて分かった。
愛し君へ」とっても丁寧に、そして優しく歌われてましたね。
もちろん、曲調がそうさせる、それは重々承知です。
でも、「愛し君へ」を聴きながら、「わたし、この人の押し付けがましくないとこ(←歌)が好きなんだ」と思いました。
普段、「オラオラなボーカルだよね〜」とか中田くんの事を例えてますが、でもそれは決して<押し付け>って意味ではないんです。
自然にそうなってる感じ。それが例え「群青」を歌っても「砂の薔薇」を歌っても。「LOVER」でも「恋わずらい」でも。
本人(←中田くん)自分でも「オレって歌うまいじゃん」って思ってる、って言うかよくおっしゃってますが、いざ曲を前にするとそういうものを捨ててとても素直に歌っているような気がします。その<素直>はもちろん曲に対してなので、曲によっては歌い方を崩したり斜に構えてみたり、なんてこともあるけれど、そこにへんな<ひとりよがり>さは感じない。優しい歌は優しく、やわらかい歌はやわらかく、温かい歌は温かく、激しさ、切なさ、強さ、もまたしかり。

ここ最近、玉置さんがビブラート云々、歌い方云々の話をよくされていますが、で、最初、そのお話を聞いたとき「まだまだ中田くんはそこにいかないでね」とか思ったりしましたが、今にして思えば、中田くんって5年経っても10年経っても歌い方は変わらないような気がします。
いや、<味>っていう意味では深みが出て、いい意味で変わっていくことはあると思いますが、中田くんって元々<余分なもの>がないような、そんな気が今日の「僕らの音楽」を見ていて思いました。
歌がうまければうまいほどビブラート含め<余分なもの>って見せたがると思うんですけど。
<個性>としていろんな<クセ>を出したがると思うんですけど。
いや、これって私が客観的に聞けてないだけなのかもしれない。
まったく初聞きの人が聞いたら十分<クセ>があるのかもしれない(←最後にきて弱気になるなよ 笑)。
ただ単に「中田くんの声が好き、歌が好き」と言いたいだけなのに妙に長ったらしいだけか?わたし。べた褒めですか?褒め殺しですか?盲目ですか?でもここまで書いてもまだ言いたいことの半分くらいしか言えてない気もしますが(どんだけ言いたいんだよ、お前は 苦笑)、さらに<独り言>に拍車がかかるだけなのでそろそろ終了させていただきたいと思います。

もし、このかなーーーりイタい(苦笑)独り言を最後まで読んでくださった方がいらっしゃったのなら、ありがとうございました。