FACTORY OA

代々木ライブはどうだったんだろう、と思いを馳せつつ23:00〜の「FACTORY」を見てました。CDJ以来のライブ、しかも昨日の代々木にも行けないとあってかなり楽しみにしてたのですが、期待を上回るボリュームでした。感謝!
(インタビューを含め)約30分、全6曲のOAでした。フェスの特集以外でこれだけたっぷり曲を聴けるのってはじめてかも。
これから放送をご覧になる方にはネタバレになってしまうので以下追記にて。



TVでOAされたのは



OUT OF THE WORLD
トーキョー・イミテーション
恋わずらい
不時着
マイ・レボリューション
空中分解

でした。「OUT OF〜」から「恋わずらい」まではアルバムの曲順どおりで(←OAされてない分があるかもですが)ちょっとプレミアムライブを想像したり、そのまま「I SHADOW」いってくれないかな、なんて思ったり。
全体通して中田くんの声がちょっと掠れ気味で心配になりましたが、「マイ・レボリューション」「空中分解」ではそれも逆手にとってる感じもしてみたり。あと、この間のCDJ(幕張)のOAの時にもちらっと感じたけど、声が<完璧!>ではない時の「恋わずらい」とか「不時着」を聴くと若干上ずって(るっぽく)聞こえてしまう気がしました(←幕張の翌日、大阪で聴いたときには感じなかったんだけどな)。あくまでわたしの感覚ですが。
あと、それとは別に、違う意味で、声の調子が悪そうだったりすると心配になるけど、(個人的に)掠れ気味の中田くんの声はそれはそれで大好物(←こらこら)だったりするという・・・。
そして声をつぶすような無茶はしてほしくないけど、変に引いたり抑えたりせずに果敢に前へ前へって歌う姿には惹かれる。うーーーーん……、やっぱり難しい。無理だけはやめてね。

あと、話が変わりますがこのセットリストの中で「空中分解」が入ると、やっぱり他の曲と比べて馴染み方が違うっていいますか、染み付いてる感が、年季が違う感じが。あ、でもそれはもちろん違和感という意味ではなく、あって嬉しいし、むしろあってください、そういう感じです。欲を言えばカメラさん、中田くんのギターソロ(←じゃないけど)の部分を見せて欲しかったなぁ、なんて(←ちょうどその部分はやっちん&永田くんが映ってました)。



MCの白井(良明)さんと吉村(由美)さんとのトークは不時着とマイレボの間に流れました。そんなに長いトークではなかったので文字起こししてみました。細かいところはニュアンス違ったりするかもですが大体はこんな感じ↓でした。


白井「僕、初めて(椿屋を)聞かせてもらったんだけど、なかなかこう不思議さを携えた。ねー」
中田「よく言われます」
白井「あのー、わりとベーシックトラックはちょっと実験的な音が入ってたりとか(キーボードとか)その上にメロウなメロディが見え隠れして・・・なかなか新発見だなって感じ。んー、いいと思いましたねー。」
中田「あ、ホントですか。ありがとうございます。」
吉村「もう結構長くやられてますが今回メジャーで一発目となるアルバムが『TOKYO CITY RHAPSODY』。なぜに東京にしようと思ったんですか?」
中田「なんか1回、アーティストの人って東京について・・・(上京して)」
白井「語りたくなる?」
中田「そうですよね。1回絶対あると思うんですけど、それがこのタイミングで来たって感じですかね、はい。」
吉村「じゃあその東京はこう、思い入れがあってこのタイトルにしようぜみたいな話にみんなでなったって感じ」
中田「そうですね。やっぱバンド自体が、まぁ元々仙台なんですけど、仙台1年間くらいしかやってなくて。もうほとんどがやっぱり東京なんですよね。東京でバンドも出来ていったし、東京でいろんなこと経験して今の音楽にこうフィードバックというか、されたりとか」
白井「東京とは、みたいな感じが何かあるのかな。この…鍵が隠されてるのかな」
中田「そうですねぇ。一体俺たちにとって東京って何なんだろうっていう…感じでちょっと考えて」
白井「それは?」
中田「いや、答が結局出なかったですね、多種多様すぎて」
吉村「前作と比べて何かこう変えようとか、こういう風に違う面を・・・みたいな事も考えられたんですか?」
中田「そうですねぇ、まぁインディーズ時代はやっぱ軽々超えたいなぁっていうか。メジャーって最前線じゃないですか。そういうところでちゃんと堂々とこう戦えるものというか」
吉村「じゃあ仮に音としたら何が変わったみたいなのってこう、言える何かとかって。ここが多分全然前とは違って進化したのはここだと思うとかいうのってあります?」
中田「やっぱ、何か音への理解度っていうか、ちゃんとこういう意味をもたせてそれをしっかり音にするっていうのはまぁ全員…」
白井「セルフ?セルフプロデュース?」
中田「セルフですね」
白井「じゃあそれなりにねぇ、苦労はあったわけだね。ドラムの音にしろ何にしろベーシック録るのにもね」
中田「そうっすね(笑)」
吉村「ちっちゃい時にこういうのが好きで聴いててすごい憧れてとか(人)っています?」
中田「僕はちっちゃい時は安全地帯が。親が聴いてて好きで小学校くらいからCHAGEASKA
白井「あーやっぱりこの、きれいなメロディを作る人が多いのかな?」
中田「そーですね、ちょっとエロイ感じの…世界観があるような。子供心にかなり好きで」
白井「もうその匂いが非常にしますよね」
中田「しますか?(笑)」
吉村「今、(ライブを)見ながら喋ってたんですけど、すごい女のお客さんが増えたねってディレクターの人たちと言ってたんですけど、何かそんな気・・・します?」
中田「そう・・・ですねぇ。自分たちはその、特にこう女の子受けするような曲とかっていうのを意識してやってる訳じゃ全くなくって、どっちかっていうと男の性みたいなのばっかり歌ってるんですけど…好きなんですかね、みんな」

とこんな感じでトークは終了です。
こちらのinformation<2008.3.16 FACTORY LIVE 02.16 web公開開始>のところにライブ時の写真とか、あと未公開含む(?)トーク部分も載っていました。



さ、まだまだ夜は長いので(にやり)、今から(代々木の)レポ探しの旅に行ってまいります。