ジモてぃな一日。


昨日(じゃなくておとといか)、友達に誘われて岡野宏典さんのフリーライブに行ってきました。
ジモてぃ的には、夜は夜で気になっているアーティストのライブがありましたが諸事情により断念。
岡野さんは去年の11月に同じ場所でフリーライブをされていて、二度目のライブになります。
私が岡野さんを知ったきっかけはperidotsでした。当時は全然知らなくて(…すみません)「peridotsと一緒にイベントに出るこの方は誰?」と検索していったら個人的にいろんな意味でひっかかり(←こんな感じ 笑)、PV見たら、何とな〜く友達の好きそうな声だなぁなんて思ってオススメしたのが去年の秋。そしたら本当にストライクだったらしく今ではシングルを予約しちゃう勢い。
で、そんな彼女に今度は逆に誘われて行って来ました。

午後1時からと3時からの2回。それぞれ4曲づつのミニライブでした。
あいにくの雨で(しかも寒い)お客さんは傘をさして、(普段は階段のところに座ってみる場所に)立ったままで見ることに。
傘をさしてるって事で多分お客さんも見えにくかったりお隣りさんとの距離も気になったり(ライブ終了後で人も帰った後だし、しかも雨も止んでますがこんな感じ)、何より雨だわ寒いわ(←最近暖かかったのに、この日は吐く息白かったです)でギター弾いて歌う岡野さんにはかなり大変だったと思われる状況の中、ライブそのものはそんな事に全く影響されないとてもいいライブでした。

普通は「それでは岡野宏典さん、どうぞ〜」って感じで登場するんだと思うんですけど、気温が低いとギターのチューニングがだんだんずれていくらしく(←岡野さん談)登場前に登場(笑)して調整、そのままスタートです。
元々弾き語りに弱い人(笑)なのに、シングル以外はセットリストを変えてくださりもう嬉しい限り!
順不同、しかも(岡野さんに詳しくない人なので)表記不明なタイトルが多くて申し訳ないですが以下の曲を歌ってくださいました。

1st :旅路(←表記不明)、ブルー(←表記不明)、フォトグラフ、レモネード

2nd:ゆびきり(←表記不明)、右手、レモネード、フォトグラフ

シングル予約しちゃうくらい好き(←こんなたとえですみません)な彼女は「ブルーに感動した!」「二回目の『レモネード』最高!」と言ってました。
そこまで詳しくない私にはその違いが分かりません(苦笑)。
ただ、岡野さんの声は、生で聴くとすごく何通りにも聞こえてくるんだなぁ、とそんな風に感じました。同時にいくつもの色を持った声、といいますか。
で、ものすごく安定もしてる。安定っていうとどっしりって感じに受け取られるかもしれませんがそうではなく芯がしっかりあったまま、どこにでもいける感じ。聴いてて気持ちいいくらいに声も伸びてました。
曲の雰囲気・歌詞の感じはド真ん中、直球って感じです(←わたしの感想)。
それはそのまま岡野さんのイメージにも繋がります。
イメージと言えば曲間、(寒い中で聴いてるって事でお客さん達に)申し訳なさそうに「あと2曲ですから」とか言いながら次の曲にいっていましたが、いやいや、格好からして岡野さんの方がよっぽど寒そうで、こちらこそ申し訳ないって感じでした。ギターを弾く手だってかじかんじゃってたり(そこまでいかなくても)決して歌いやすい、弾きやすい状況じゃないのにこちら(観客)を気遣ってくれて・・・恐縮です。
あとイメージ通りというか何というか、基本、トークは苦手という岡野さん。それでも以前リアライズ等で聞いた時に比べるとほっこり感はそのままに、<困ってる感>(?)が減っていました。
あ、MCで話されていましたが、来月からはK-MIXでレギュラーも持たれるそうです。
その名も「岡野宏典が全力投球」(笑)。この番組名、(岡野さんを)知らない方が聞いたら「何つうタイトルだ」って思われるかもしれませんが、岡野さんのしゃべりを聞いたことがある人としては普通に理解できます。想像できます。トーク、頑張って<全力投球>してくださいね。
あと、トーク繋がりで言えば、地元出身ってことでMCに無理がないのが個人的によかったなー。
よくアーティストが地方にライブとかキャンペーンとかで来ると、その土地の話題に触れてくれるじゃないですか。
ライブで勢いにのってる中で聞く分には何も気にならない、っていうかむしろ嬉しいんですけど、(ラジオの)キャンペーンとかで普通のテンションの時に「○○の印象は?」とか聞かれて答えてるのを聞いてると、時々何だか申し訳ない気分になります。観光に来たわけじゃない、キャンペーンで来ただけでどこに行ったわけでも何を見たわけでも食べたわけでもないのに印象を聞かれても困るでしょう、と。地元人の自分にとっては居心地のいい街ですが、逆に他県の人には(良くも悪くも)そんなにインパクトない街だと思うし。
当たり前ですが地元出身(しかも同市というピンポイントぶり!)の岡野さんにはそういう申し訳なさは全くない。しかも「歌詞の中にある風が強いっていうのは地元のことを書いてる」(←こんなニュアンス)なんて聞くと嬉しいじゃないですか(そう、「遠州のからっ風」って呼ばれるくらい風が強い地域なんです)。
それ以外にも、昨日来られたばかりなのに来月また(地元FMで招待)ライブあるとか。他のアーティストじゃありえないですから(笑)。もうジモティ心くすぐられまくりです。
って何だか超個人的な一部地域な話題ばかりで申し訳ありません。
そうそう肝心のおんがくの話を。
岡野宏典さん、CDの帯には「ポップミュージックの申し子」と紹介されています。でも、(いろんな意味で)先入観なしで聞くのが一番ですよね。CDより生歌はさらに・・・と言いたいところですが、それじゃあ話にならないか。でもホント、生歌オススメです。
てなわけでまたライブ来てください、じゃなくて(招待ライブで)2週間後に来てくれるんだった。
とりあえず私含め周辺で3人応募してるので誰か当たる・・・かは分かりませんが結果を楽しみにしていたいと思います。

どちらの日にちになるかは今のところ分かりませんが名古屋のライブイベント「SAKAE SP-RING」にも出演されるそうです。



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