[文字起こし] おぉーーーー!そして今さら「唯我独音」


リアライズ、開始早々椿屋さんのライブ音源をOAしてくれました(ありがとー、たくみさん!)。
曲は「恋わずらい」。
たくみさんアツい! お客さんもアツい! もちろん椿屋さんも!


中田くん「楽しんでますかー?」
お客さん「イェーーーーイ!」
中田くん「楽しいに決まってんだろ、こんなイケメンバンドばっかり!」
と、ここでりょうちんのツッコミ?〆?が入った後(笑)、いよいよ演奏が。
YANCYさんのピアノすっごくきれいだ〜。りょうちんのカウントもしっかりと!
中田くんは若干前のめり?んな事ないか。
あーあーあー、今日が楽しみだよぉ。

そのままエンディングまで…のはずが、初っ端に聴けて安心してしまったのか(?)いつのまにか寝てしまい(またか 苦笑)、TOKYO DEEPまで聞けませんでした。今日、吉井さん最終週だったのにな(泣)。

と起きて凹んだ土曜未明ではありますが、昨日はそのリアライズの前にちょっと懐かしい映像を見ておりました。
久々に見たその映像はスペシャの「唯我独音」。もちろんこの番組のOAの頃にはすでに(当時出ている)音源を全て持っているほど大好きになっていましたが、Mステの数秒の紹介VTRを除いて初めてしっかり<演舞>の様子を拝見して(POP JAMもライブでしたがあれはまた別の話)、底なし沼から抜け出せなくなる(←コワいよ 笑)という意味ではこれが最初の一歩だった気がします。その時のインタビューがまた良くて。
ビッグマウスではあるけれど決して勢いで話しているわけじゃない、穏やかに語っているからこそ伝わるいいインタビューでした。
あれから4年弱。「何をいまさら」と思われるかもしれませんが、今見てもその時と同じような感動をおぼえたので、ちょっと文字起こしをしてみました。もちろん、(中田くんが)この時とまったく同じ(考え)ではないかもしれない。でも、根本は変わってない気がする。ずっと本気だし、この時…いやそれ以前から同じ覚悟でもって続けていると思うので。

ご覧になっていない方、懐かしいなと思われた方、よかったらどうぞ。
では




2005年、「紫陽花/螺旋階段」をリリース、九段会館でのライブを終えた後の中田くんのインタビューです。




九段会館ライブを終えて

「ちょっとね、か弱いトコはあるんですけど。何かすごいでも俺の中では重要なというか、これがターニングポイントになるなって気はしてますね。ずーっとあったんですよ、これは。でもそれをやる力量もなかったし、やる勇気もなかったし。何か…まぁ3ピース…こだわっ…まぁ3ピースに拘ってたわけでは全然なかったんですけど、うん、まぁいざ…やっぱそれに慣れてるって言ったら慣れてるんで、いざ…こう楽器が増えて、違う形態になって、またハンドマイク…ハンドマイクはずーっとやりたかったんですけど、まぁ4年くらいずっとこれでやってるから、まぁ多少ねぇ慣れちゃったところあるんで。だから何かね、自分の中でもちょっと新バンド結成ぐらいの勢いで…うん、そういう気持ちでやりました。
何かねぇ、でも結構言われんだけど、俺の中ではまだ椿屋四重奏は全国的に認知されてるわけではないし、まだ何か始まったばかり…まだ形が出来てない…と思うんですよね。うん、全然まだ。だからまぁこの時期にうん、ここにチャレンジすることはすごく…まぁこの早い段階でやっとくのは後々大事かなと思って、えぇ。あのね、『あ、やっぱ。あ、ここでやりたかったんだな』っていうのはすごい…うん、思いましたね、『あー、ここでやっていかなきゃ俺の…なんだろ、理想の形っていうのは見えてこないし広がってこないんだな』っていうのはやりながら…うん、思いましたね。



−これからリリースされる2nd ALBUM「薔薇とダイヤモンド」について

「あのー、そうですね。より素直になった分、幅も広がったし。まぁ今までのそういう、ドラマチックな部分はより…こう、大きくなってるし…全てにおいて何か大きくなってるかなぁとは思いますけど、うん。すごいいいアルバムになるとは思いますね、うん。



椿屋四重奏の今後について

「やっぱりね…売れたいです。うん。ホントにアリーナクラスのバンドになんなきゃなとは思いますね、うん。ロックバンドがそこまでいけるっていう証明をしたいな…と思いますけど。そこまでやんなきゃちょっと…やる意味ないなとは…うん、まぁそれくらいの気持ちでいかないと何も変わんないかなとも思うし…うん。」
(『何か変えたい?』というインタビュアーの問いに)「変えたいですね。『ロックバンドはカッコいいんだよ』っていうことをもう一回、うん。」







この後、九段心中のライブ映像「螺旋階段」「道づれ」「空中分解」が流れました。
すごく、すごくカッコよかったです。ただ「道づれ」が間奏のギターソロでさぁここから「汲み取る虚の中の真」とハイライト中のハイライトに続くところで「空中分解」に変わってしまうという…う゛ー、何ともファン泣かせな(苦笑)。
そういえばずいぶん長いことライブで「道づれ」を聴いてない気がします。
ライブでこのイントロ聞いたら、ものすごいテンション上がっちゃうよな。
久々に聴きたいと願い続けていますが、(ここまで来ると)<いつかのその時>までとっておきたいような気もします。みんな一緒に「道づれ」聴きたいぞー!