2009-06-16 秦基博 GREEN MIND@浜松窓枠

(AP○GEE永野さんの)うなぎのかば焼き(試食会)、スカ○ラに続く今年3度目(4月の岡野さんワンマンには行けなかったので)の窓枠ライブに行ってきました。

詳しいことを何にも知らずに「地元に秦さん来てくれるんだぁ。だったら行きたいなぁ」的なお気楽さで一般発売当日Loppiに並んで、その無謀さに初めて気づきました。秒殺(?)、いえいえ瞬殺でしたよ。
秦さんすごいんですねー、やっぱ音人表紙だな、へん集長のアーティストブックも出ちゃうよな、武・・・あ、軽くジェラシー(苦笑)とか思ったりするさもしい椿屋ファンですみません。一瞬だけなので許してください。

そんな秦さんのライブ。瞬殺のわけは会場に入って十分すぎるほど理解できました。
全部椅子席って・・・ライブハウスのHPを見ると定員120名ですよ、この間の完全招待うなぎのかば焼き試食会の時とそんなに変わらないじゃないか。
うわぁー、何だかすごいライブに来ちゃったぞ、と誘ってくださったお嬢さんに感謝。



早速椅子に腰掛けると目の前にはマイクスタンドとテーブル。テーブルの上にはニンテンドーDS(おーこれが噂の 笑)とハーモニカスタンドが。
私は音人を読んでいたのですが、一緒に行ったお嬢さんは音人さえも読まず、一切のネタバレを禁欲してきた徹底ぶり(私も見習わないと・・・苦笑)。がしかしそのハーモニカスタンドを見た途端「○○か○○はあるのね」と。おーーー!さすがファンです。

一緒にこの間の熱視線に参加したお嬢さんだったので(今日は控えなきゃと思いつつ)ついつい椿屋さんの話もしつつ(○○○○や○○が聴けなかったのはまたライブにおいでってことですよねっ☆とは素晴らしい良解釈!)、自制しつつ(笑)お話していると、ほぼ定刻(5分10分くらいは押したかな?)すぅ〜っと秦さん登場。

ってもしうっかり検索か何かで秦さんのファンの方が見てしまったら申し訳ないので続きは追記にて・・・
もし、秦さんファンで辿り着かれた方。ちょこっとCD聴いてるくらいの人が書いてる感想ですのでどうかお気を悪くなさらずに。あと、話のあちこちに某バンド(笑)が出てきますが、ここの人は末期(?)の椿屋ファンなのでお許しください。
では






1曲目は「キミ、メグル、ボク」。まったりとはいかせないぜ的にお客さんを盛り上げ立たせる秦さん。
えっ、立つんですか(←コンポジでまったりに慣れてる人 笑)。
おー、最初から楽しい気分になっちゃったぞ!アコースティック(ライブ)だからってしっとりじゃないぞ(笑)!

もちろん、しっとりした曲、<聴かせてくれる>曲もいろいろと。

個人的に一番にやにやしちゃったのがエレキで弾き語ってくれた曲たち。いや、初めてじゃないんですよ。椿屋さんでだって「ぬけがら」とかで聴いてるし。でも残響・・・っていうのかなぁ、たとえば「ぬけがら」だと爪弾くって感じなんだけど、今回エレキで弾き語ってくれた曲たちはぐわわわぁん(←相変わらず擬音でしか説明できない人 苦笑)と音が後に響くのが印象的で、その音に秦さんの歌がのる・・・倍音倍音、みたいな感じ(勝手なイメージです、わたしの)がとっても素敵でした。もちろん秦さんの曲をエレキ一本弾き語りで聴くのは初めてで・・・「Lily」「dot」「プール」「赤が沈む」「やわらかな・・・」etc・・・よかったなー(回想中 笑)。

セトリもとってもバラエティ豊かなら、使う楽器も面白い(←いい意味です 笑)。
ウクレレ、ハーモニカはもちろんれっきとした楽器ですが(笑)、もう一つニンテンドーDSをメンバーに加えた(笑)秦さん。
音人で読んですでに知ってはいたんですけどね、それを操る秦さんの姿がなんとも(笑)。
(曲の)始まりはともかく歌が終わると同時にペン(?)を持って(リズムマシーン代わりにしてるDSの)終了のタイミングを待つ姿がかわいい(いい大人にすみません 笑)。
いや、いい大人って秦さんって中田くんと一つくらいしか違わないんじゃないか?
アンコールでも同様に(←その話はまた後で)かわいいキャラを見せる秦さんに「・・・ここにもいるわ・・・・・・」とか思ってしまう椿屋ファンですみません(笑)。

ここ窓枠は今ツアーで一番キャパが少ない(そりゃそうだろうな・・・)、そしてかなり小さい方に入るようで「(お客さんが)近い! (お客さんが)立つとうわっと迫ってくる感がある」みたいなことを仰っていました。何度も「近い」を連発されて、一度は、「せま・・・あ、近い」と言い直す場面も。いやいや、そんな気を使わなくても思ったとおりに言ってください(笑)。
そしてこれも個人的に思ったことなのですが(その近さがそうさせているのは分かりつつ)、マイクを通して、スピーカーを通してるけど生歌、みたいな。そんな風に感じるステージでした。
実際、二度ほどマイクから離れて、生声を聴かせてくれる秦さん。この距離感ならではの嬉しいプレゼントでした。
プレゼントと言えばウクレレを弾いて歌う秦さんっていうのもね、何だか貴重なものを見られたような気がします(笑)。

MCで思い出すこと・・・あ、その日はお客さんで特徴的な笑い方をされる方がいて(あ、別に変な意味でなく)、秦さんが<浜松笑い>と命名(笑)されてました。いや、浜松人とかじゃなくて個人の特徴だから(笑)。
おととしにフリーライブで浜松に来られたときは何というか「MCに困る土地でごめんなさい(苦笑)」って感じだったトークもなんだかずいぶん流暢になられて(←何だその上から目線 笑)。いやいや、冗談ですけどね。でもホント、何が来ても大丈夫な感じの貫禄のある(←ちょっと意味違うか 笑)MCでした。あ、どこでうなぎを食べられたんでしょうね〜(「どこで食べた?」と聞かれて「分からない」と答える場面もあり)。
あと、アンコールで出てこられた時にビデオカメラ片手に登場されたんですけど(何でもFCで使われるんだとか。本人も詳しい用途は分かっていないそうです 笑)、それをうまく台にセットできずに何度か挑戦するもしまいにはスタッフさんにお願いすることになり・・・それを見守るファン、みたいな画が(笑)。「いつもはうまくいくんですけどねぇ」と言い訳する(?)秦さん。
何ですか、秦さんもそういう(どういう? 笑)キャラですか。狙ってるんですか(いや、狙ってないと思います。ファンの方々ごめんなさい 笑)。
そんなこんなでスタッフさんにビデオをセットしてもらってる間、手持ち無沙汰になった(笑)秦さんは、ここ静岡県でPVを撮られた「虹が消えた日」の撮影話をしてくださいました。
そう、あのビデオ、地元天浜線の車両を使って撮影されているんです。
通常のダイヤを使って撮影されたそうで、一度、秦さんと秦さんがすれ違う場面(そういう場面があるんです)で失敗され、一時間にに一本(?)だし、日が暮れちゃったらダメだしで現場はちょっとピリピリした空気が漂ったんだとか(笑)。小さく「がんばっていこーーー」と心の中で呟やかれたそうです(笑 もちろん、そんな「虹が消えた日」。「浜松でやらないわけないでしょー!」とアンコールで歌って下さいましたよ)。
そして、ビデオも無事セットされ、さぁアンコール、の前にプレッシャーをかけられる私たち(笑)。
「このビデオで、どの会場がどれだけ盛り上がったか分かっちゃいます(残っちゃいます?)からね〜」と言われて曲に入るも何ともビミョー(?)な盛り上がり(半分手拍子、半分そのまま、みたいな 笑)に「だから撮ってるって言ってるでしょーーー(笑)!」と怒られちゃいました(←いや、もちろん冗談で)。
そして二度目はもちろん、抜群の盛り上がりをみせ曲に続いていくのでありました。

あ、もひとつ思い出したことが。秦さんのライブの通常のお客さんの格好ってどんなか知りませんが、今回はアコースティックってことで若干おしゃれをしてくる率が多かったのかな?お客さんを前のほうから「おしゃれさん、おしゃれさん、一つ飛ばして(笑)おしゃれさん」なんて冗談言ったり。まぁまぁ秦さんお上手で(笑)。
「(とばした事を)冗談です、言ってみたかっただけです」と秦さん。分かってますって(笑)。ってかホントにMCが流(以下省略 笑)。


って何だかネタちっくな事ばかり書いてすみません。でもホント、ライブそのものに感じた事はあの日書いたことが全てでして。後はふざけたことしか出てきませんでした(笑)。

本当に素敵なライブでしたよ。自分のスタイルの一番の基はアコースティックにある、みたいなことを仰っていたかと思うのですが、そういえばそれって岡野さんも、そしてちょっと意味合いは違うけど中田くんも話していたような気がします(中田くんの場合は曲が出来る最初の姿は、的な話を・・・してませんでしたっけ?あとボーカリストとしての話で)。

歌を届ける方にとって、一番シンプルで一番伝わる形なんでしょうね。
もちろん、バンドスタイルで観る秦さんも素敵ですがまたこうやってアコースティックライブも聴いてみたいなぁ、ってもうここでは無理だろうなぁ(苦笑)。
あ、もちろんバンドスタイルでもワンマン(って秦さんにこういう言い方は変?)で観てみたいです。
(CDの特典DVDやTVなどでライブを観て)回を重ねるごとにアレンジが変わっていく「赤が沈む」、すんごい好きです。今回もアコースティックでやってくださって(それはそれでもう本当に最高!でした)、「やったーーーーーー!」と心の中でガッツポーズをしていたのですが、生でバンドで聴いてみたいなぁ。あ、その時は「僕らをつなぐもの」もぜひ(←こらこら 笑)。