2009-07-12 ROSE NIGHT TOKYO

いいステージ(渋公ファイナル)を観た後でしかも日曜日、とくればもう!
ってなわけで急遽勢いでチケットを買ってしまった感はありますが行ってよかった!


にしてもお台場なんて何年ぶりだろ。友達と観光で来たのが先か、ちーぼうの(BS)公開収録に行ったのが先か・・・昔すぎて思い出せません(軽く5年は経ってるかと・・・苦笑)。

ちなみにそんなに久しぶりに来たにもかかわらず、行きに「あー、これがガンダムね」とゆりかもめの中から見たのと、ライブ終わりの夜景をこれまたゆりかもめの中から見ただけで私のお台場観光は終わりました。でも十分!お腹いっぱいです!

ライブから約1週間、すでにアヤしさが半端ないのですがあれこれと思い出したものを追記させていただきます。






当日の出演者の皆さん、順番はPeaky SALTさん、杏子さん、椿屋さん、MONORALさんでした。

ステージには幕が降りていて楽器で判断することはできなかったのですが、まぁ何となく分かるものですよね。
私の中でトップバッターとラストのバンドはなんとなく予想ができていて、で、結果それは当たったのですが、二番手と三番手が分からない。でも、二番手の方のドラムが聞こえてきた時、何となく「りょうちんじゃないな」と思ってスタートから居るまったりスペースにそのまま落ち着きました。で、その次、「さぁ次はきっと椿屋さんでしょー」と思って(大きな意味の)1ブロック目の隅にずずずいと移動。
幕の向こうで弾いてるギター、何だか和ちっくなフレーズに聞こえたのは気のせいか。弾いてたのは・・・やっちん?

何か幕がすうーっと開いてライブっていうのもいいですよね。開いただけで「うわぁ〜」みたいな(←何だその小学生な感想は 苦笑)。あ、でも(ワンマンでの)椿屋さんも(真っ黒ではなかったけど)一度ありましたね。


ってライブにいくまでだらだら書いてしまいましたがここからが本番。




(イベントから)帰ってきた時にも書きましたが、セトリがちょっとすごい事に(笑)なってました。
でもイベントだもんね、色んなお客さんかっさらうにはある武器全部使わなきゃ。せっかくいいもん揃えてるんだから。ひとつのイメージでくくられるような、そんなバンドじゃないんだよ椿屋は(何自分のことみたいに得意気になってんだ 笑)。

ファンにしてみれば「うゎ、う、ううわぁーーーー」が連続な感じでした(日本語で説明しましょう 笑)。
それだけじゃなく中田くんの声がね、もう言葉は悪いかもしれませんが吠えてましたよ。うん、吠えてた。例えばライブ中、1曲2曲そういう風に歌うのは今までも見てきたし聴いてきた気がするのですが、で、(イベントで)曲数が少ないから割合的にそう感じただけかもですが、とにかく気合い入ってた気がする。
声裏返ってもそんなん気にしない。もう、いくんだ、みたいな気迫も感じました。
まるで『<ライブバンドのライブ>ここにあり!』って見せつけてるような(←わたしの感想)。

その気合いのステージで演奏されるのがあのセトリ!より興奮させる曲たちが入りまくり!!!
(順不同ですが)セトリはトーキョー・イミテーション、群青、恋わずらい、紫陽花、シンデレラ、螺旋階段、フィナーレ、空中分解だったと思います

「空中分解」と「群青」はちょっと久しぶりかな(自分が行った熱視線で演ってないだけでそう感じる)?
昔の曲(←とひとくくりに言ってしまうのはアレだけど)にはこうね、何か体が自然にそれモード(←何それ 苦笑)になるスイッチがあるような気がします。当時、今のような曲が書けなかったのと同じで、昔の曲にはその時にしか出せなかったパワーがあるんです。
やっぱり両方聴きたい、両方あって椿屋四重奏
(先日、コメント返しでも書かせてもらったのですが)「トーキョー・イミテーション」「恋わずらい」でちょっとそこらのバンドとは違うよってところを示し(攻め)、「群青」「空中分解」「螺旋階段」で攻め、「紫陽花」で聴かせて攻め、イベントでもしっかり新曲「シンデレラ」「フィナーレ」をぶつけてきて攻めてた椿屋さん、やっぱカッコいいーーーーー!
「はっはっはっ、椿屋圧勝だぜ!」と心の中で超自己満足な笑みを浮かべてました。
いや、分かってます。それが自己満足だってことは。
(勝ち負けじゃないけど)そりゃMONORALさんはすごかったです。ファンじゃない人(←わたし)が見ても圧巻のステージでした。
曲もパフォーマンスもMCもいちいちカッコいいしね、ファンの心鷲掴みだしね。踊りまくってたし、盛り上がりもすごかった。
もちろんファンじゃない人もかなり引き込まれたと思います。
わたし?「意外と好きかも」って思いましたよ(←上から目線に聞こえるかもですが他意はありません。そのままの意味です)。
でもね、ちゃんと曲を知らないから余計かも知れないけど<意外と好きかも>の後に思ったことは「でもね、私は贅沢なんだよ。アレもコレも欲しいんだよ。それこそ「空中分解」のように何もかも分からなくなるくらいにガッと盛り上がって<入って>もいきたいけど、それだけでは満足できない。ちゃんと<聴く>こともしたいし、歌詞もしっかりかみしめたい。」といったこと。まぁ、最後のそれはわたしに英語が理解できれば違うんでしょうけど。

とにかく圧巻のステージを見つつ、逆に自分が椿屋を好きな理由を再確認したような気がしました。

ひとつ、ひとつだけね、ちょっとだけ贅沢を言わせてもらうなら、リアライズでの「シンデレラ」を聴きまくって<音源の「シンデレラ」>がインプットされてる人として、あの間奏のギターを本当の意味での<まんま>聴きたかったなぁなんて思ったり思わなかったり。って渋公で思わなかったのにこの時思ったのは何でだろ。まぁこれはね、うん(何だ? 笑)。



Peaky SALTさんは新人なのに(←ですよね?)演奏も歌もMCもそつがないといいますか。あ、もちろんそれはふてぶてしいという意味でないですよ。
初々しさとかは爽やかな曲とかMCとかでも感じたし。そんな中で「意外と落ち着いてるなぁ」っていう風に感じただけです。
ただ致命的に曲を知らない(「あ、CMで聞いたことある!」とか「リアライズで聞いたかも」ぐらいのレベル)ので・・・すみません。
初々しさと言えば・・・グロウンはともかくライブでは(どこかのバンドでは)見たことないなぁ(こらこら横道それるでない 笑)。


杏子さんはねー、よかった!!! あの日「ROSE NIGHT」行きを決めたのは対バン(?)の中に杏子さんを見つけたのもちょこっとあったかも知れません。
今年はオーキャン行かないしね、ってそれはあんたが(一度は受けた)お誘いを蹴って(ごめんなさい!)初日大阪に行くからだろ!って話なのですが。
あ、でも元々行く予定だったナガスパに杏子さんは出演しないんだっけ。

オーキャン以外のステージに立つ杏子さんっていうのをこの日初めて見たのですが、やっぱりどこか長女的な(まとめなきゃ盛り上げなきゃ的な)ものを感じるオーキャンとは一味違った気がします、選曲も多少関係あるような気がしますが。
お祭り的な感じでオーキャンで聞いてた「幕末wasshoi」や「The満点!富士」はなく(ラストで「DANCE BABY DANCE」はありましたが)聴かせ魅せてくれる曲たちでした(スパニッシュなギターも印象的だったなー)。といっても歌詞までちゃんと知ってるのは「マッチ売りのシンデレラ」だけなんですけど(おい! 苦笑)。
あ、「マッチ売りのシンデレラ」の曲前ではね、「大好きな長澤知之くんというアーティストが書いてくれた曲です。(「マッチ売りの少女」と「シンデレラ」の)対極にある世界観を楽しんでください」みたいなことも仰っていました。
個人的には「エミリーエ」から続く流れがとってもよかった。初めて聴いた(と思う)「イコール ゼロ」もよかった。
「エミリーエ」は静かな曲調の曲なのですが、そんな中でも間奏のとこでの杏子さんの声にぞくっとしました。

とにかく激しく髪振り乱して盛り上がるところも、聴かせてくれるところも、あの色気(今回もシャツ&ネクタイ&ジャケットにホットパンツ、的な衣装から1枚2枚脱いでいき、最後はタンクトップ&ホットパンツ、という衣装替え? がありました)も世界観も全体を覆う雰囲気もそういうのを全部ひっくるめた<杏子さん>が本当に素敵でした。
あと、何でもかんでも世代って言葉で片付けちゃいけないとは思うんですけど、やっぱり好きなんですよ、ああいうものが。ねぇやっちん(こらこら勝手にふるでない 苦笑)?

あ、「椿屋圧勝だぜ!」からなぜか流れ流れて(苦笑)気づけば杏子さんまでいってしまいました。
えーと他に書くことないか?あ、MCの内容全然書いてないじゃないか!

MC。ライブの振り切った感じとはうらはらなゆるゆるMC、そう、それが椿屋なのです(←いいのか?そんな風に言っちゃって 笑)。
だって、久しぶりのお台場だからって行った先がフランフランですよ?どこぞのOLですか。
しかも自分のこと「生粋のフランフランっ子」とか言ってませんでした?フランフランっ<子>って言いたかったのかフランフランっ<娘>って言いたかったのかは知りませんけど、一応、男性なので子にしておきました(でも言ってる雰囲気は<娘>だったか? 冗談です 笑)。
洗濯ばさみを2個(セット?)買ったとか言ってました。そうねそうね、引越しもしたことだし小物もオサレにしたかったのね(笑)。

あとはやっぱり久しぶりのやっちんの天津さんですよ。吟じてました。
椿屋ファンの自分は「うぁ〜、久しぶりに見ちゃった」とにやにやしてましたが、他のファンの方の目にはどう映ったんでしょう。
演奏してる曲とMCがえらく違うバンドだなって思われたんでしょうか。

始まる前、後ろにいた二人組が「次のバンド、激しいの?」とささやきあっていましたが、<激しい>の基準はともかく激しいと思うよ、いろんな意味で。
唯一となりにいた棒立ちのお姉さんだけが気になりましたが、ステージ中央を見ようとすれば気にならなかったし、やっぱり(前方)中央付近に視線を向ければ当たり前に椿屋ファンの方たちが何人もいるわけで。やー、盛り上がってたね、お嬢さま方!
わたしも何となく落ち着く隅のほうにはいましたが、でも盛り上がりまくってましたよー。

あー、これで椿屋さんとしてはツアー初日までお預けです。でも、本当にいい〆になりました。ありがとうねー椿屋さんっ!