一夜明けて

もうすっかり京都のお祭りも終わり、今日の深夜、もしくは明日あたりにはKIRISAMEとか更新されるかも。
で、できたらそれを見る前に書いときたいと思って(見たら書くこと変わりそう。いや変わらないか。ぶつぶつ・・・)そうなる前に書きます。



中田くんの優しい気持ちは分かる。けどね・・・っていう、どーしよーもないいち地方ファンのつぶやきです。
昨日家に帰ってから、今朝ブログを書いてから、あちこちのレポを拝見しました。
そのどれもこれも(普段見ないようなトコまで久しぶりに見ました)を見れば見るほど、ファンの皆さんが中田くんの言葉を真っ直ぐに受け止めてるのを知れば知るほど複雑な気持ちになりました。あぁ、自分って心が荒んでるなーって。

何となくこのニュアンスでこの後の文章が想像できるかと思われます。なので・・・うん、もしこの続きをご覧になる方には、こんな風に思った人もいるのねぐらいの感覚で読んでいただけたら幸いです。





ここをご覧になるくらいの方なら、昨日のWアンコールでの中田くんの言葉はもうどこかで見聞きしていらっしゃる方も多いと思います。

昨日のライブ、ほとんどMCというものがありませんでした(あそこまでないのも珍しい気が・・・)。唯一と言っていいMCがWアンコールのそれでした。

まずそこにいくまでの流れを。
アンコールが終わって、客電がつき、スタッフの方々も「本日の公演は終了しましたー」というアナウンス。
そろそろと動き出すお客さんもいる中、ついその後の何かを期待して粘るお客さん(かくいう私もその一人)。
自分でも粘ってる自覚はありました。んーーー、ダメですよね(反省)。



しばらくして出てきた中田くん。うわぁーっと盛り上がる客席。急いで戻ってくる方もいたりいなかったり。
「帰れ帰れっ!」と笑いながら言う中田くん。ごめん、それくらいじゃ全然効かない、っていうかむしろ「また言ってるよ〜」くらいのノリで聞いてました。
でも昨日はその後に続く言葉がありました。Wアンコールについて。

「Wアンコールっていうのはもう思わず手が動いてしまう・・・(ホールで言えば?)スタンディングオベーションみたいなもの。そうそうあるもんじゃない。でも今ツアーは毎回やっている。正直、本編よりアンコールの方が盛り上がってない?って思う時がある。」「本編でその世界を作り上げてるという想いもある。だから今日でWアンコールは最後にします。名古屋が大好きだから。」
かなり意訳で話も前後してて、抜けてるところもあるかもだし語尾もちょっと違うかもしれません。
書くならしっかり書きなさい、これじゃ伝わるもんも伝わらんよ!と思いますがごめんなさい、思い出せる言葉はこれが全てです。

この言葉の後に「紫陽花」を歌ってくれました。中田くん、とっても感情込めて歌ってた・・・けど、何だかいろんなショックでその良さの半分は感じられなかったような気がします。
ショック?
ショック。
んーーー、ちょっとニュアンスが違うかなぁ。


初日大阪であったWアンコール。演った本人たちも「初っ端から(Wアンコール)やっちゃった〜」と嬉し悔しそうに言ってました。
それを聞く私も「ホントだよね〜」なんて笑って聞いてました。
で、その後各地のレポを拝見する度、「え?今日も?」「え?また今日も?」と感じたのは事実です。結局昨日の名古屋までWアンコールはずっと続いてました。
昨日の名古屋。中田くんの言葉をそのまま借りるなら・・・確かにWアンコールするような感じではなかったねぇ。
でもそれってここ最近のライブでいうなら、去年のZEPP TOKYOみたいな事を言うんじゃない(って行ってないくせに言うな!)?そこまでを言うんじゃない、っていうなら昨日のライブも十分Wアンコールを求めたくなってしまうライブだったと思います(私個人的には)。まぁ、地元(←地元じゃないよ!どさくさまぎれに何言ってんの!)だからこその思い入れも加味されてるとは思いますが。
ライブの感想っていうのは本当に人それぞれですが、昨日のライブ、個人的にはめちゃめちゃ楽しんでました。

6月の熱視線ぶりの名古屋ライブ。東海人としてはいろいろ思うところがあったんです。不安というか何というか・・・。
でもそんな不安なんてものを見事吹き飛ばしてくれた昨日のライブでした。楽しかったし(個人的には)大盛り上がりでした。
でも盛り上がりってそれこそライブの感想と一緒で人それぞれ。しかも目に見える、耳で聞こえるものだけじゃない。
確かに序盤はいつも通り(とか勝手に言ったら名古屋の人に怒られるな 汗)大人しかったし、愛の発声練習も応えなかったしなー、盛り上がってないって思われたかなー。


なんていう自分の感想と、中田くんの言葉を聞いた感想は本当は別物なんです。一緒にしちゃいけない。だけどそんなに人間できてないからさー、ついつい一緒になってしまうんです。

今回、ライブ後にあちこちのレポを拝見させていただきました。
皆さん「(そういう事を)ちゃんと話してくれる中田くんに誠意を感じた」「これからはステージと客席が一体になるように盛り上げなくちゃ」という感想がほとんど。

もちろん異論を唱えるつもりはないし、どちらかと言えば自分の愛のなさ(って言うとちょっとイタいな・・・)を感じました。
でも本当のところ「そこは言わずに言葉をのんでほしかったよ中田くん」と言うのが私の正直な気持ちです。
いや、「ホントなら言いたくなかった。でも言わなきゃ帰らなかったでしょ?」と言われたら何の反論もできませんが、それでもできるならWアンコールをせずにそのまま終わってほしかった。もし言うなら楽しみまくった後のライブ会場ではなく、KIRISAMEとかで言ってほしかった。もしくは「紫陽花」を歌った後に言ってほしかった。
結局最後までいた人が何を言ってんだっていうのは承知で書いてます。どうしようもなくてすみません。
でも<そういう事>を言葉で説明するアーティスト、説明されるファン。なんだかとっても切なかったんです。まるで空気が読めてないって事を痛感させられたような気がしました(実際自分がそうだったのが輪をかけて切なくさせます)。個人的には誠意を感じる、というより思いっきり凹みました(どこまでも自分勝手ですみません)。
その後で歌ってくれた「紫陽花」。会場は水を打ったように静かでした。みんなそれぞれ想いながら聴いていたんだと思います。
私も申し訳なさと・・・とにかくいろいろもやもやした中で聴いていました。
帰りもね、どこか(東海人3人共)しゅんとしてしまって、普段なら書くアンケートも書かずに帰ってきました。
このまま家に帰るのもやるせなくてご飯を食べに行ったけどそこでもやっぱりしゅんとしたままで・・・「このままじゃ名古屋がトラウマになっちゃうよ」と一人の子が言った言葉が印象的です。
この間の名古屋、昨日の名古屋・・・。そんなことないよ!って言えない自分がいます。

それぞれ別(うち一人は一緒)ですが、3人共来週の静岡に参加します(やっぱ東海人なのでみな行動は同じ)。
この一週間で気持ちを立て直して来週の静岡に臨もうと思います。


最後に。
言葉足らずで、しかも自分勝手につらつら書きまくったこの文章を読んでくださった方、すみません。
同じ東海人でもそんなねじまがった考えはしてないよ、と思われる方もいるでしょう。そうでなくても気を悪くされた方、重ね重ねすみませんでした。