音霊〜熱視線〜現在


熱視線から約半月…月まで変わってしまいました(汗)。
熱視線のレポ…今さらですよねぇ。
自分的にもあちこちのサイトだったりブログだったりを拝見してしまって、今書いたらそれをなぞったものになってしまいそうです。
ツッコミどころとかネタ的なものにしても…みんなが思うとこって一緒だし。
なので熱視線から二週間経って、そしてアルバム発売を3日後(2日後の人もいますよねぇ にやにや)に控えた今の気持ちなんぞをつらつらと書いてみようと思います。
そう、つまりレポ(もどき)ではないということです。
レポ的(ネタ的)なものがないということは…そう、ひたすらうざいだけ。はい、折りたたみます!
ではでは





始まりは熱視線…ではなく音霊からでした。
その時の感想はここに書いてますが、まぁもう中田裕二さんの選曲にあっぱれ!でした。
夏だとか音霊だとかそういうのを一切無視(笑)したセトリで。
なんですけど、椿屋ファン的(なかだ班的? 笑)年齢的(爆)にはツボ満載。
そして個人的に「シンデレラ」を音源のまま聴きたい聴きたいと言い続けてた人には何とも嬉しもどかし(うわ、まんまで聴けた 喜!でも途中で終わっちゃったー 泣)。

ステージ上をほぼ9割方見られてないのですが、中田くんがにこやかに歌ってたってのを拝見して嬉しかったな〜。
そして家に戻ってから見た読んだ霧雨で「本当にごきげんさんだったんだねぇ〜」と嬉しくなる。
もちろん音や歌で感じてはいたけど、中田くんがそんなん(酔っていい気分になっちゃって云々…)なるなんてよっぽどだよなーって。
コンポジver.ではあるけれど、新生椿屋の手応えを一足先に音霊で感じられたのかな〜って。

ってそれは行った人(わたし)が感じたんですけど。
だってよかったんですもん。中田くんの声の調子の良さはustでも感じていたけど、この日もしっかりと。女性の曲が半分くらいあったのでそういう意味でキーとしては辛い部分もあったかもだけど、でもまぁもう(にやにやうひうひ)。

そしてコンポジと言えばもう一人yancyさん…だけではなくもう一人ヘルパーさん(笑)がいらっしゃって。
コンポジだから余計かもだけど(と当時はそう思っていたら違った)とってもしっくり心地よくて。多分ずっとずっと聴きたかった「シンデレラ」のリードはこの方が弾かれてたんじゃないかなぁ(見えてないから分かりませんが)。



そして。
一週間が経ち、待ちに待った熱視線へ。
どうなることかと思った名古屋でしたが希望通りの新幹線に乗ることができ、19時頃に無事E.L.Lに到着。
しかも会場に入って数秒でSEが終わりライブスタート!そう、開演に間に合ったんです!!!
がしかし当たり前に最後尾ではステージ上が何も見えず(あ、モニターありましたね。見るの忘れてましたが 爆)、出て来た時の表情とかは見られず残念。
でも1曲目が「不時着」って。いや表情(というかステージ上)が見られなくてもその選曲だけで胸がいっぱいです。
この曲を初めて聴いた時にはいろいろ複雑な思いもしたものですが(当時「夜が来ても朝は巡って 君の心を変えてしまうだろう 僕が恐れたのは 明日を願うその不確かさ」ってところが嫌いで…。いや、嫌いっていうのにはいろんな意味があるんですけど…)、時間がかかってやっと力強い曲だと理解できるようになり、そしてやっちんの脱退があってのこの曲…これ、泣くなっていう方が無理だろう。
いや、これ以上1曲目に相応しい曲はないのだから…うんうん、うん(泣)。
続く2曲目でちょっと心が違う方向へ動かされました。単純に「やったー!」っていう(えぇえぇ、単純なファンですとも)。
椿屋四重奏」「深紅なる肖像」を弾く手島さんっていうのがまだピンと来なかった音霊でなぜかふっと浮かんだのが「手つかずの世界」でして。って音霊に続きまたまたステージ上が見えてないのでどちらがリードを弾かれてたとかは分からなかったんですけど。

熱視線らしく新旧いろんな曲を聴かせてくれた椿屋さん。
新旧といえども熱視線というとどうしても「椿屋四重奏」や「深紅なる肖像」など、初期の曲を期待してしまいがちなのですが(あれ、私だけ?)とってもバランス良くそれぞれのアルバムの曲を聴かせてくれたような気がします。

とここで、公式から拾ったセトリをば。


1.不時着(TOKYO CITY RHAPSODY)
2.手つかずの世界(薔薇とダイヤモンド)
3.舌足らず(椿屋四重奏
4.いばらのみち(孤独のカンパネラを鳴らせ)
5.I SHADOW(TOKYO CITY RHAPSODY)
6.トーキョー・イミテーション(TOKYO CITY RHAPSODY)
7.LOOK AROUND(孤独のカンパネラを鳴らせ)
8.moonlight(TOKYO CITY RHAPSODY)
9.陽炎(薔薇とダイヤモンド)
10.小春日和(深紅なる肖像)
11.一刹那(深紅なる肖像)
12.群青(椿屋四重奏
13.ミス・アンダースタンド(孤独のカンパネラを鳴らせ)
14.熱病(薔薇とダイヤモンド)
15.思惑と罠(孤独のカンパネラを鳴らせ)
16.サイレンス(RED BEST)
17.恋わずらい(TOKYO CITY RHAPSODY)
18.CRAZY ABOUT YOU(CARNIVAL)
19.螺旋階段(薔薇とダイヤモンド)

En.1 紫陽花(薔薇とダイヤモンド)
En.2 LOVE CREATURES(CARNIVAL)
En.3 幻惑(RED BEST)


中のアルバムタイトルは自分で付け足してみました。
満遍なく新旧いろいろな曲を聴かせてくれたのがこれでもよく分かると思います。
だからというだけでなく、そして曲数の問題ではなく、名古屋で感じたのはただただ今の椿屋をひたすらぶつけてきてくれてるってこと。
ライブ終了後にもつぶやきましたけど、ライブが終わって「椿屋さんたち、裏で倒れてやしないかい?」とさえ思いました。
MCがほとんどないから余計にこれでもか、これでもかとたたみかけてくる感がすごくて。
考える(思い出す)余裕がないほどに、次々と魅せられ続けて終わった、というのが名古屋の印象です。だからか名古屋からの帰りはぬけがらで(いや、ネタじゃなく 笑)。ぬけがらっていうか脱力感?全身でぶつかってくる椿屋さんに中ったっていうか…これだ!っていう言葉が見つからないんですけど、ただ本当に(いい意味で)脱力感でいっぱいだったのは本当です。


そして翌日の大阪。
場所的なものなのか、それとも二回目からだからか、椿屋さんも、そしてわたしたちもちょっと心の余裕(?)が。
だからか椿屋さん、前日にはなかった(ですよね?)メンバー紹介もラストにしてました。
あ、音霊ではうんこたれおと紹介されてた手島さんは名古屋でもちゃんと紹介されてました。
名古屋では「エロマスターX」、大阪では「鯵の干物」でしたっけ?
あ、そういうネタ的なものだけじゃなく、熊本時代の同級生だってこと、ギターではかなわない、だから(自分は)ボーカルギターになったetc…。中田くんのギターを知ってる椿屋ファン、そんなエピソードを聞いて唸ってた(?)気がする。あ、感嘆って意味のね。

二日目で若干楽しむ余裕が出てきたのか、「陽炎」や「小春日和」で聴くちょっとしたところににやっとしたりしなかったり。
どっちだ!って感じですよね(笑)。いや、どっちもあったんですよ。「陽炎」はひたすらにやにやしてたんですけどね、「小春日和」は本当に両方の気持ちが湧いたんです。




こっから先は…できることなら追記の追記にしたい感じなんですけど、でも、渋谷AXの様子をうかがってしっかり一周したので途中経過の気持ちということで…。

その「小春日和」で聴いたちょっとしたアレンジというか変化ににやけつつもどこか複雑な気持ちもあったりして…。
さらっとそういう事ができてしまう巧さに…何て言うかなー、そのー、うーん…。
いや、音だけならよかった。
音だけじゃなくって、その自然体な感じがとっても好感度ばっちりで、で、(やっぱりプレイ的なものに関して)中田くんはもちろんりょうちんとかもすっごい認めてる感じが見てとれて、大阪ではいつの間にかファンにテッシーとかも呼ばれててすっかり馴染んでて、っていうか自分が馴染んでたって事が何より複雑だった。
音霊はすっごくしっくりきたけどバンドになったら?最近の曲ならともかく初期の曲だと?っていう全てが何事もなかったかのように自然に聴けた、とても2ヶ月で覚えたとは思えないその巧さに、その自然体なキャラ(って言っていいかは分からないけど)に嫉妬するというか・・・。
嫉妬ってなんだよ、って感じですが。

あの…正直に告白しますと、わたし、名古屋の日に会場で手島さんのアルバムを買ったんです。何も考えずに、ただ欲しくなって。
音霊ですっかりやられた(それはちょっとだけ聴けた「シンデレラ」だとか「熱視線」だとか)結果とも言えますが。
で、ちょっとだけ余裕が出てきたのがいいのか悪いのか、あんな事こんな事いろいろ思い返しちゃったんです。
結果、なんとも軽い自分にイラッとするというかムカッとするというか。


それさえも落ち着いた今となっては(AXの様子を聞けたからってのも大きいですが)何ともお子ちゃまな自分の思考回路が笑えますが(いや、笑えんだろ 苦笑)。


えーと…何書いてるかアヤしくなってきましたね(苦笑)。

つい先日、やっちんが新しく入ったバンドのライブの様子をうかがいました。

やっちん、自分の弾きたいギターが弾けたのかな?表情とか教えていただいた限りでは多分弾けたんだよね?

やっちんが5年間椿屋にいた意味、そして脱退した意味、今、手島さんがサポートとして弾いてる意味。中田くんも言ってたけど、今までと同じじゃ意味がない。

ただ、半年(以上)のタイムラグがどうしても埋められないんです。

与える側と与えられる側が一緒だなんてことはありえないんだから当たり前なんだけど、3月に入ってすぐの音人の、どこか先を行ってる中田くんに寂しい想いをしつつ、そうせざるをえなかった中田くんに切なくなったり、でもやっぱり寂しかったり…。

あー、やだやだ。イタいファンってのはやだねぇ(苦笑)。


あ、でも過去いろいろありすぎるほどある椿屋さんですが(笑)、結局自らの新作で有無を言わなくさせてるのもまた椿屋さんなわけで。

結局…何だな、自分の心の内を晒しただけになってしまいました(あはは)。


まぁ、数日後にはひたすらひゃーひゃー言いまくってると思うので…緩急ってやつです(そんな〆でいいのか)。